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フルマラソン初心者が練習なしで走るとどうなる?その結末は?

投稿日:2017年8月4日 更新日:

フルマラソンを初心者が練習なしで走るとどうなるか?
こんなことをする人がいるのだろうか、と思われたかも知れませんね。

しかし、ここにいました。
後ほど話にも登場しますが、ひょんなことから急にフルマラソンを走ることになったのです。
レースまでの期間が短かったので、フルマラソンの練習というものはほとんど出来ませんでした

ほぼぶっつけ本番。

そんなフルマラソンに出たことがない超初心者の私が、練習なしで走ったレースのことをお伝えします。
練習なしで走るとどうなるのでしょうか?

私は練習なしでフルマラソンを走るのはオススメしません。
その理由もわかると思います。

しかしタダでは転びません。
その後、リベンジを目標に2回目のフルマラソン挑戦もしています。

その結果も含めて読んで頂けると嬉しいです。
では、私のフルマラソン挑戦記を楽しんで下さい。

フルマラソン初挑戦のきっかけ

私のフルマラソン初挑戦はひょんなことがきっかけですることになりました。

職場が川の近くにあり、昼休みに堤防沿いをジョギングしていたのです。
何かレースに出る為ではなく健康の為に週に2、3回程度。

職場の人で運動好きの方が何人か走っていました。
中にはフルマラソンを走る人もちらほら。

ある時、フルマラソンを何度か走り、時々話をしていた方から声をかけられました。

「フルマラソンの大会に申し込んでいたけど入院するから出られないねん。もしよかったら出てみない?」

それまでフルマラソンはおろか10kmも走ったことはなく、最高で5kmまでしか経験がありませんでした。

フルマラソンを走るなんて想像もつかない世界。
でも興味はとてもありました。

しかも最近ジョギングすることが楽しくなってきていたので、何かレースに出たいと思っていた矢先のこと。

かなり迷いましたが思い切って出場することにしました。
それで代わりにフルマラソンのレースに出ることになったのです。

もう時効だと思うのですが、代理で出場することはいけません。
マラソンは体にかなり負担のかかるスポーツです。
正直、危険を伴います。

もしレース中に体調が悪くなったり、倒れてしまったり、最悪の場合死に至る場合もあります。

もし代理でレースに出てそのような事態になった場合、責任は元々出走する予定の方はもちろん、代理出場した方、レースを運営している団体にかかりおおごとになってしまいます。

かなり昔の話で当時は代理で出られました。
もちろん出場する時は自己責任という認識は持っていました。
なので無茶は絶対にしないように気をつけました。

最近は出場者の確認も厳しくなっているので代理で出場することは難しいし、絶対に代理で出てはいけません。

いずれにせよ私のフルマラソンはひょんなことから挑戦することになったのです。

練習はどんなことをしたのか?

フルマラソンの大会出場を受けたのが9月くらいだったと思います。
レースは11月23日。
残された時間は3ヶ月もありません

当時、変な自信があってそこそこ練習すれば完走は出来るだろうと思っていました。

なのでずっと行っていた昼休みのジョギングと、休日の土日にも走ることをフルマラソンのための練習にしました。

昼休みの練習は2km弱の距離で、1kmを5分から6分のペースで走ることです。
時間はだいたい15分から20分くらい。
1時間の昼休みだったので昼休みに入ったらすぐに着替えに行って20分くらいで帰ってきて、汗をふいて涼んでその後昼ごはん。

今考えると結構しんどいことをしていたなって思います。
今やれと言われても出来ないですね〜。

休日の練習は距離が少し伸びます。
4〜5kmくらいです。

どれだけ練習量がすくないのでしょうか。
本当にフルマラソンを舐めていますよねえ。(笑)
無知って本当に怖いです。

レース前に一度だけ10kmの距離を走りました
1時間くらいで走れたと思います。

今思うとこんな練習でよく走ったなって思います。

そんなこんなでレース当日を迎えました。

初めてのフルマラソン

スタート前にトイレには行った方がいいとの情報をもらっていたので早いうちからトイレに行っていました。

しかし緊張からか行っても行っても、また行きたくなります。
私の出場した大会は1万人規模の比較的大きなレースでしたから余計に緊張したのだと思います。

レース30分前にはスタート地点に並びます。
大きなレースでは結構早めに集まるようになっています。
スタート時の混乱を防ぐためです。

いよいよスタート

出発前のカウントダウンが始まりました。
「5、4、3、…」
緊張が最高潮に達します。

「スタート!」

号令と共に1万人のランナーが一斉にスタートを切ります。
しかし列の後ろの方にいた私の周りはなかなか動きません。

1万人もいると全体がすぐに動かないのですね。
スタートラインを超えたのは、出発してから5分が経過した頃でした。
最初は歩く程度の速さ。
そして段々とジョギングレベルの速さになりますが、しばらくすると前が詰まって止まります

また走る、前が詰まって止まる。
何度が繰り返してようやく走り出します。
2、3kmくらいから気持ちよく走れましたね。

さてペースは快調。
4時間切れたら格好いいなと無謀にも目標を立てました。
ですので1kmのペースは5分40秒と設定しました。

その日は快調で気持ちよく走れていました。
これだったらフルは完走出来そう、と気持ちは大きくなっていました。

足が勝手に前に出て、ペースは1km5分30秒を切るぐらいでオーバーペース気味でした。
しかし10kmを過ぎても気持ちいい状態。
1時間を切ったタイムで通過しました。

足が軽かったのを覚えています。

12〜13kmを超えたあたりで足に張りを覚えました。
でも足はまだ上がっていたのでそれ程気にはしていませんでいた。

15km過ぎ。
足が少し重くなった感じがしました。
少しずつペースが落ちているのがわかりましたがまだまだ余裕があったかなあ。

折り返し。
あと半分。
ちょっとしんどくなってきました。
まあ完走は出来るかな、と。

30kmを通過。
あきらかに足が重くなっていました
足も少し痛み出しており、これからがキツイのかなと予感めいたものが頭を巡っていたように思います。

少し歩いたりして足を休めながらも、止まってはダメだと思っていたのでとにかく足を止めませんでした。

でもまだ気持ちは前向き。
沿道の応援の方の声援が力になっていました。

魔の35km地点

35km。
忘れもしない35km過ぎ。
それまでは、歩いて元気になったらまた走れていました。
しかし35kmを過ぎた時に突然、走る気力がなくなったのです。

「もう走りたくない!」という気持ちで一杯になりました。
自分を奮い立たせようという感情が全く起こりません。

コントロール不能の状態。
心の奥底に止まってはダメという命令が出ているだけで、勝手に歩いている感じでした。

沿道の声援に答えることも出来ません。
ただ前を向いて止まらないこと。
それだけでした。

今思うとエネルギー切れを起こしていたのでしょうね。
プツンと切れた感じで、突然こんな状態になりました。

そんな時、その場所の近所の方が好意でおにぎりやバナナ、飴を用意してくれている場所が目に入ったのです。

そこでおにぎりとバナナを頂きました。
「体に染み渡るよう」、というのはこのことなのだと実感しました。

本当に無知は怖いです。
レース中もエネルギーの元は持っておくのは常識ですよね。
レース前はエネルギー補給をしていたのですが、途中のことは考えていませんでした。

その後もただひたすら歩いていました。
とにかく止まったらダメだと自分に言い聞かせて。

39km地点。
少し走ろうという気持ちが出てきました。
そして走ってみるのですが、足が棒のようです。
鉛のように重たい。

しかしさっきまでとは全く違っていて、走る気力が少し戻っていたのです。

このマラソンコースの特徴で、ゴール手前に長い緩やかな登り坂があります。

ここでは無理せずに歩いて登りました。
登って少しカーブすると、なんとゴールが見えました。

その瞬間、体が熱くなりました。
途中の苦しさを超えて、やっとたどり着いたフルマラソンのゴール

そしてゴール!!
本当によく頑張ったと思います。
とともに練習を十分にせずに走ったことへの反省がありました。

フルマラソン挑戦後に反省したこと

フルマラソンが終わって週明けの日。
身体中が痛くて、歩くのも足を引きずってましたので、周りからみると筋肉痛は明らかでした。

自分の思っていたのは、マラソンを走った次の日もさっそうと歩く姿。
理想からは程遠い姿でちょっと格好悪い。

今回は頑張りましたが自分では納得できない内容でした。
そこでフルマラソンを振り返ってみました。

10kmまでは周りのペースに飲み込まれてしまったこと、自分の快調さに酔ってしまいオーバーペースになってしまったことが反省点です。

そして長い距離を走っていなかったので、持久力が足りなかったように思いました。

来年はフルマラソンを歩いてではなく走り続けて完走すること、4時間を切ることを目標に頑張ろうと決めて練習内容を再考しました。

普段昼休みに行っている昼ジョグは、変わらず主な練習内容として継続しました。

以前より少しペースが上がったかもです。

練習の変更としては、長距離走を時々行うこと。
特にレースに近づいたら、意識して何度か走りました。

普段は土日に一度10kmくらいを走り、レース1ヶ月前に30kmを走りました。

そして1年が経ち、リベンジの大会を迎えることになったのです。

2回目のフルマラソン。リベンジなるか?

一度経験しているので段取りは分かっています。
レース前のストレッチやジョグも落ち着いて出来ました。

そしてスタート。
かなり気合いが入っていましたね。

去年はここでペースを乱されてハイペースとなりました。
ただ混雑しているのでペースを上げつつただ無理して抜かさないように。

私は結構短気なのでペースを考えずにドンドン抜かしてしまう悪い癖があります。
自分をなだめながら、ペースを必要以上にあげないように気をつけました

マラソンは本当に自分との戦いですね。
いかに自分をコントロール出来るか。
それがポイントだと思います。

今回はとにかくイーブンペースで走るというのを目標にしました。
1kmごとにペースを確認して。
その成果で20kmまでは目標のペースでしっかり走れていました。

快調だけど抑えて走る。
自分で言うのもなんだけど、去年とは別人のようでした。

レースは終盤に入りました。
30km地点。
足の重さはありましたが走る気力も十分残っていました。
ただ去年のことがあるのでかなり慎重に走っていたと記憶しています。

魔の35km地点

35km。
去年はここからおかしくなったのですね。
しかし去年みたいなことは起こりません。

何か不安は拭いきれません。
エネルギー切れを体験すると、その恐ろしさが頭から離れないのです。

とにかくイーブンペースを保つことに集中。

無理をしない。
自分に言い聞かせながら。

38km通過。
まだまだ気力もあります。
少し余裕が出てきました。

これは完走できそう。
4時間は切れるかな?

40km。
電気の表示板で通過時刻を確認。
おや? 何かおかしいな??

4時間切りでの通過タイムより遅い
スタートの号令からの時間なので自分のタイムよりは遅くはなっています。

スタートラインを通過したのは号令がかかってから5分後でした。
その5分を引いてもなお4時間は切れない。

どこで計算を間違えたのか?
かなり楽に走れていたのに…。

とにかく今から出来る限りペースを上げて走ってみる!
そう決めてペースを上げました。

残り2.195km。
1kmを5分ペースでとにかく無我夢中で走りました。

残りは緩やかな登り坂を登るだけ。
もはや完走するとかではなく、とにかく4時間を切りたい、その思いで走ったのです。

坂を登ってカーブ。
去年と同じコース。
もうすぐゴールがあるはず。

最後の直線は観客がたくさんいます。
大きな拍手の中、ついにゴール!!

結果は…、

なんと4時間0分18秒。

あと18秒でした。
フルマラソン完走というリベンジは果たしましたが、4時間切りはとても悔いが残る結果になってしまいました。

まとめ

ひょんなことからフルマラソンをほぼ練習なしで出ることになりました。
初挑戦の失敗、そしてそこからリベンジをかけての2回目。

自分で言うのもなんですが、ドラマチックな展開でした。
フルマラソンはしっかり練習をすると楽しく完走できるものなのです。

これらの経験から、他の記事の「フルマラソンの練習!初心者でも完走できる方法を伝授します!」に想いを込めています。

その記事はこちらです。→フルマラソンの練習!初心者でも完走できる方法を伝授します!

苦しんだ経験から考えましたので、初心者でも結果は出しやすいと思います。
もしフルマラソンに完走していないのであれば、参考にして頂ければ幸いです。

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